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ママのための情報
 

吐いた

 

 赤ちゃんは大人に比べて吐きやすいと言われています。これは赤ちゃんの胃が、大人に比べて真ん中のふくらみが小さく、胃の入り口の筋肉も未発達であるために強く締まらないからです。このため抱っこやおんぶで腹圧がかかるだけでも吐きやすくなります。
 また嘔吐中枢も未熟であるため、せきをしたり激しく泣くことが刺激となり吐くことがあります。おっぱいやミルクを飲むときに一緒に空気を飲み込んでしまったり、げっぷをしっかりと出さないことによっても吐いたりします。

 

*使用しているモデルの写真はイメージであり、
説明文の内容とは関係ありません


【受診が必要?】

 飲んだおっぱいやミルクを口の端からだらだらと出しているのは溢乳(いつにゅう)といい、口の中のミルクがあふれているだけですので心配ありません。たまにゲボッと吐いてもすっきりした感じで機嫌がよければ様子を見てもいいでしょう。体重が順調に増えていて、吐く回数が減っていれば大丈夫です。しかし、授乳のたびに大量に吐いたり、吐く回数が日に日に増える場合、あるいは吐き方が噴水状で授乳のたびに繰り返し吐くようなら、早めに小児科を受診しましょう。
 吐く以外に、発熱・せき・鼻水・鼻づまり・下痢などの症状があるときにも早めに小児科を受診しましょう。夜間の場合は、吐いたものを喉に詰まらせないように顔とからだを横に向けて寝かせ、水分補給をしながら様子を見て、翌朝受診しましょう。
 赤ちゃんがぐったりして水分が取れない場合や、脱水症状の兆候*が見られる場合、あるいは激しく吐くことに加え、10〜30分ごとに繰り返し激しく泣いたり、血便が出ている場合には、至急受診しましょう。
*脱水症状の兆候:唇が乾く・皮膚が乾燥する・舌が乾く・おしっこの出が悪い・泣き声が弱々しくなる・泣いているのに涙が出ない・目が落ち込む・汗が出ない・頻脈・呼吸が苦しそうになる・けいれんなど


【おうちでの対処法】

 赤ちゃんが吐いた後は、口の周りをふいて、衣類が濡れていればやさしく着替えさせてあげましょう。吐いたものが気道に詰まって気道閉塞をおこしたり、気管に入って誤嚥性肺炎をおこしたりしないように、顔とからだを横向きにして寝かせてあげましょう。たて抱っこのできる時期の赤ちゃんは、たて抱っこをして様子を見ていきましょう。
 赤ちゃんのからだは70〜80%が水分であるため脱水症状になりやすく、症状も急激に悪化します。吐いた後1時間くらい経ったら常温の飲み物*をスプーン1杯程度与えてみましょう。飲ませたものを吐かないようなら、少しずつ量を増やしながら10〜15分おきに飲ませていきましょう。(様子を見ながら飲ませても、繰り返し吐く場合は受診しましょう。)
*ベビー用イオン水・野菜スープ・経口補液・処方薬の「ソリタT顆粒」を溶かしたものなど
(オレンジジュースなど柑橘系の果汁は吸収が悪いので与えないようにしましょう)。
 
 

熱が出た

 

 赤ちゃんの体温は大人より高いので、37.5℃くらいまでは平熱と考えられます。授乳後や遊んだ後には体温が上がるので、安静時に体温を測りましょう。


【受診が必要?】

 生後半年くらいまでの赤ちゃんは、ママのおなかにいたときの免疫をもらっているので病気はしにくいのですが、38度以上の発熱がある場合には風邪などの感染症なども含めて、病気にかかっている可能性がありますので、診療時間内であればすぐに受診しましょう。特に夕方や休前日に発熱に気づいた場合は早めに受診しておくことが大切です。あらかじめ受診しておけば、熱がさらに高くなったときの対処法をアドバイスしてもらったり、解熱剤を処方してもらえます。
 夜間や休日に発熱に気がついた場合、生後3ヶ月未満の赤ちゃんが38℃以上の熱を出していたり、月齢に関係なく41℃以上の発熱がある場合には早急に受診が必要です。生後6ヶ月を過ぎていて熱以外に症状はなく、母乳などの水分が普段通りとれており、赤ちゃんが眠れるようであればあわてて受診しなくても大丈夫です。
 水分もとれずぐったりしてきたり、青ざめて呼吸が苦しそう、声をかけても反応がないなどの 状態が見られたら、至急、小児科の救急外来や夜間診療を行っている病院を受診しましょう。
 一度受診したものの4日以上高熱が続く場合にはインフルエンザにかかっていたり、合併症を引き起こしていることもありますので再度受診しましょう。

 

*使用しているモデルの写真はイメージであり、
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【おうちでの対処法】

 高熱が出たときには、水分補給をまず第一に心がけるようにしましょう。荒い呼吸によっても水分が失われるので、いつもよりも水分が必要です。熱が出るということはからだがウイルスと戦っている証拠であり、高い熱により体内のウイルスを倒していることもあるので、熱を下げること(冷やすこと)に躍起になる必要はありません。
 医師から解熱剤が処方されている場合には、医師の指示に従って使用します。頻繁に使用するのではなく、38℃以上の高熱がありぐずって眠れないときや、水分さえも受け付けないようなときなどに使用するものと考えましょう。
 
 

風邪をひいた(風邪症候群) 

 

 鼻や喉がウイルスに感染し、炎症を起こすことによって、くしゃみ・鼻水・鼻づまり・せき・のどの痛み・発熱などの症状が生じます。普通の風邪の症状は、喉や鼻などの炎症を起こしているところの症状が主にみられますが、インフルエンザでは高熱・関節痛・だるさなどの全身症状が見られます。インフルエンザはかぜに比べて症状が重く、乳幼児がかかると重症化して、脳症を引き起こすこともありますので注意が必要です。


【受診が必要?】

 普通のかぜは通常1週間以内に自然に治りますので、症状が軽くて赤ちゃんの機嫌がよく、食欲もある場合には、水分や栄養をしっかりとって安静に過ごしていれば自宅で様子を見てもかまいません。しかし5日以上高熱が続いたり、せきや鼻水などの症状がひどく下痢をしていたり、ぐったりしているときには早めに受診しましょう。けいれんや意識障害(呼んだり刺激しても反応がない状態)がみられたら、至急受診しましょう。



*使用しているモデルの写真はイメージであり、
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【おうちでの対処法】

 お部屋が乾燥していると喉の粘膜への負担が大きくなるため、加湿器や濡れタオルをお部屋の中に干すなどして、湿度を50〜60%位に保ちましょう。定期的にお部屋の換気も忘れずにしましょう。
 脱水症状を防ぐためにも水分はしっかりと与えるようにして、離乳食は消化のいいものや水分の多いものに変えてあげましょう。寒がっているときを除き、熱の高いときには衣服は1枚薄着にしましょう。おふろは体力を消耗してしまうので、熱がある間はからだを温かいタオルでふいてあげるようにしましょう。
 
 

下痢をした

 

【受診が必要?】

 赤ちゃんのうんちがゆるいから下痢というのではなく、普段のうんちに比べて明らかに水っぽい、回数が多い、いつもと違うにおいがする、血液や粘液が混ざっている、色が違う(白っぽい・赤黒い)などの場合には下痢と考えます。下痢だと思ったら一度受診するようにしましょう。
 赤ちゃんの下痢は、ウイルス性腸炎・細菌性腸炎・食物アレルギーなどによって引き起こされます。下痢をしている場合には発熱や嘔吐などがないか注意しましょう。


【おうちでの対処法】

 下痢のときには水分補給をしっかり行います。離乳食は控えて、母乳や薄めのミルク、ベビー用イオン飲料などを飲ませてあげましょう。
 おしりがかぶれないようにケアしてあげることも必要です。おむつを替えるときに、洗面器に沐浴くらいの温度のお湯を入れ、おしり全体を洗い流してあげましょう。汚れがひどいときにはベビー用せっけんを使います。おしりをよく乾かしてからおむつをあてましょう。
 
 

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