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基礎体温表を見れば、妊娠のタイミングはもちろん排卵の有無が判定できたり、不正出血と月経の区別が付きやすくなります。また月経開始日や妊娠の可能性の予測、ホルモンバランスの乱れや婦人科系の不調などの判断材料にもなります。

×:月経 +:おりもの ▲:中間痛
基礎体温表ではまず、体温が低めの時期(低温期)と高めの時期(高温期)のニ相になっているかをチェックします。
月経から排卵までは低温期であり、排卵を境に体温が上昇します。これはプロゲステロン(黄体ホルモン・LH)という女性ホルモンの作用によるもので、排卵後にホルモンの働きが活発になると体温が上昇します。このため基礎体温がニ相になれば排卵しているものと考えられます。
次に高温期の長さをチェックします。排卵後しばらくはプロゲステロンの働きにより、子宮内膜は厚く保たれ、12〜14日間受精卵の着床を待っています。高温期が短い場合には何らかの原因で黄体の機能が低下しており、プロゲステロンの分泌が不十分であるために受精卵が着床しにくく、妊娠しにくくなっている可能性があります。
排卵の時期は、低温期と高温期の移行期のあたりと考えられています。最近までは、高温期に入る直前の体温がガクッと下がる日を排卵日と考えられていましたが、現在ではその日に加え低温期の最終日〜高温期の初日のどこかで排卵が起こると考えられています。
排卵日には体温の変化の他にも体のサインが見られます。おりものは普段はサラサラしていますが、排卵日近くのおりものは卵の白身のように透明でドロッとしています。排卵が予想される日の少し前からおりものを指でつまんでチェックし、よく伸びるようなら排卵がもうすぐか、あるいは排卵されたと考えられます。ほかにも排卵日に乳房が張って大きくなったり、下腹部痛(排卵痛)を感じる人もいます。
排卵された卵子の寿命は24時間、精子は子宮のなかで3日程生き延びますので、最低体温日(もしくは低温期最終日)を含めた低温期最後の3日と高温期最初の1日あたりが妊娠可能な時期と考えられます。
※このような基礎体温表による判断にあわせて、市販の排卵検査薬(LH=黄体ホルモン検査:尿をかけて反応を見るスティック:一箱3000円前後)を使用することで、排卵日をより正確に知る参考になります。
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